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大学教員オタ日記
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新型インフルエンザへの雑感
2009-05-21-Thu  CATEGORY: 雑記
 神戸で日本発の人-人感染者「確認」があってから数日経つが、自分が関わっているところだけでなくメディアを見ていて思うことを書いておきたいと思う。

 まず、自分が関わっている大学では、対策協議等が頻繁に行われており、それなりに対策を練ろうとしているようである。インフルエンザ対策担当者におかれては、連日大変なご苦労だと思うし、敬意を表したい。しかし、そこから出てきたものには疑念を持たざるを得ないものがある。例えば、休講措置についてである。対策として、学生の安全を守るため、感染拡大時には休講措置をとるというそういう判断は正しいと思うし、いうまでもなく当たり前でもある。

 問題は、教職員に対してである。休校時にも全員出勤するというのはいかがなものだろうか。もちろん、運営上、人はひつようであるし、全く動きを止めてしまうのはまずい。しかし、全員出勤を求めた場合、そこで感染するリスクが高いわけで、全員がダウンしてしまった場合、完全に大学機能が停止してしまう恐れがある。ある人がダウンしたらバックアップの人が出勤するといったように、自宅待機者を用意するという発想が望ましいのではないだろうか。

 そもそも、そういうリスクに日ごろから備えておかないといけないわけだが、運営側は、そういったことを人員計画の参考にするでなく、あくまでも経営収支のみで判断している。インフルエンザ対策はもちろん公衆衛生や保健の専門家、学内の責任者がタッチする必要があるが、インフルエンザ対策は「リスクマネジメント」でもあるわけで、対策協議メンバーにはそういった人を招き入れて欲しいと思う。

 次に、メディアから得られる情報である。メディアは、どこそこで感染者が出た、といったことばかりで、「まるで面白がっている」かのようである。確かに感染者が出たことは報道しても良いだろうが、感染者が入院している病院に中継まで出す必要があるのか?中継して得られる情報たるやいかほども価値があるのか?正直、私としては馬鹿馬鹿しい限りで、どこで入院しているかなんていうことは我々にとって何の価値もない情報である。

 それよりむしろ、行政の対応や感染拡大防止についてしっかり取材し、それを伝えて欲しい。特に行政に関しては、対応のまずさが際立っているように思える。例えば、渡航歴のない人への感染確定検査をやらない姿勢を見せていた東京都の対応は、感染拡大を放置しているに等しい。あまつさえ、神戸で最初に確認されて以降、まるで神戸をはじめとする関西地方が「汚染地域」であるような報じ方しかしておらず、仮にそういう意図がなかったとしても、その情報の受け取り手に誤解を与えかねないことを認識すべきである。神戸では、厚生労働省の指導に背いてまで、渡航歴のない人への確定診断をやったという、「機転の良さ」があったおかげで、感染がある程度にとどまっているというわけである。こういうファインプレーをした人には惜しみない賞賛を送ることが必要であるが、現実は、そういう風潮になっていないのが残念である。

 最後に厚生労働省の対応。こいつらはなにをやっているんだ。新型インフルエンザ対策を始めてから1ヶ月近く経つが、何も策を出していない。そればかりか、舛添大臣にいたっては、「神戸への移動は控えるように」とかばっかばかしいことをいっているが、ちゃんと東京に指導しろよといいたい。大臣には色々言いたいけど、一言だけ。

 「インフルエンザ対応はお前の点数アップの場じゃないんだぞ」

 私自身、かからないように日ごろから努力するしかないかと思っている。
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